人事の心をつかむ!保育士の「特技/趣味」の例文&書き方

面接でよく聞かれる「特技・趣味」

自己PRと同じくらい、回答に困る人もいるのではないでしょうか?

ほとんどの履歴書でも記入欄はありますが、本当の特技や趣味を書くべきか、採用受けの良いものを書くべきか、迷いますよね。

この記事では、人事の心をつかむ、保育士ならではの「特技・趣味」の例文と書き方を、転職経験が2回ある保育士が紹介します。

転職を考えている人や、転職活動中の保育士はぜひ参考にしてください。

保育士が履歴書に書く特技や趣味は、面接を想定して書く

履歴書に書く特技・趣味は、面接で質問される場合を想定し、説明しやすい内容を書くとよいでしょう。

どの履歴書でも「特技・趣味」を記入する欄は必ずありますよね。

「どうせ聞かれないだろう」と思って、コアすぎる特技や、他人に理解されづらい趣味を書いてしまうと、面接時に上手く説明できず、困ってしまうこともあります。

そのため、履歴書に書く特技・趣味は、実際に自分が説明しやすい内容や、相手に伝わりやすい内容がおすすめです。

どんな特技や趣味を書けば人事に好まれるのか?

特技・趣味は保育士の仕事内容にかかわるものを書きましょう。

例えば以下の6つ。

  • ピアノ
  • 絵画や工作
  • 習字や硬筆
  • スポーツ
  • パソコン
  • 料理

どれも保育士に必要なスキルですよね。

ピアノは保育中やイベントで活かせますし、絵画や工作、料理も日常の保育で役立てることができます。

運動神経の良さをアピールするために、特技にスポーツも挙げるといいでしょう。

とくに、運動遊びや外遊びが多い保育園からは歓迎される特技です。

また、習字や硬筆は、お便りや連絡カードなど文章でのやり取りの際、活かせる特技なので、保育園や幼稚園側に喜ばれること間違いなし。

書類作成をパソコンで行う施設も多いので、パソコンスキルもあれば好印象のはず。

入社後、あなたの特技・趣味が、どのように生かせるのか、あなたを採用すれば園にどんなメリットがあるのか、という点に着目して記入すればOKです。

【例文】履歴書に特技・趣味の書き方の工夫ポイント

例文

<例文1>

△:ピアノが得意です。

:小学生の時から大学生まで、10年以上ピアノを習っていました。童謡は50曲、弾き歌いができます。

 

<例文2>

△:スポーツが得意です。

:高校はテニス部で、全国大会に出場したことがあります。大学でもテニスサークルに入り、アマチュア大会で2位を獲りました。

 

<例文3>

△:パソコンが得意です。

:パソコンが得意で、10分で600文字打てます。MOS資格も取得していて、ワード・エクセル・のほかWebデザインも得意です。

 

<例文4>

△:料理が趣味です。

:料理が得意で、中でもカップケーキお菓子作りが好きです。以前の園ではクッキングを担当し、子どもとスイートポテトを作りました。

履歴書に特技・趣味を書く時のポイントは、『具体的に書く』ことです。

例えば、○年、○曲、○位などの数字や、スポーツ経験者なら「全国大会出場」、料理が得意なら「料理名」を明確に書きましょう。

そのほうが、読む側もイメージしやすいですし、特技・趣味の実績や経験が豊富であれば、好印象を持ってくれます。

さらに、特技・趣味を実際の保育でどう活かすのかも伝えれば、なお良いでしょう。

文の量は、40~60文字が目安です。

長すぎると読みにくいので、簡潔にまとめることが大事です。

適切な文量と簡潔な内容で「採用したい!」と思わせる有益な情報を伝えましょう。

就活・転職でNGの特技・趣味は「ギャンブル、犯罪、政治・宗教、アニメ」

採用受けの悪いNGの特技・趣味は、「反社会的なもの」や「万人受けしないもの」です。

例えば、以下の6つ。

  • ハッキング
  • パチンコ
  • 選挙運動の手伝い
  • アニメ鑑賞
  • コスプレ
  • アイドルの追っかけ

本来ハッキングは、PCのプログラムの解析や改良をする行為を指しますが、日本では「ハッキング=ウイルスをばらまく犯罪」と思われがちです。

たとえ真っ当な趣味であっても、採用側に誤解されるリスクがあるので、別の趣味をこたえるのが妥当でしょう。

パチンコや競馬などのギャンブルもマイナスなイメージを持たれます。

アニメ鑑賞やコスプレ、アイドル関連の趣味も悪くはありませんが、保守的な会社や、サブカルチャーと無縁の企業である場合、理解されにくいことも。

嘘を書くのはおすすめしませんが、書くならば応募先の企業の雰囲気に合った特技・趣味を記入しましょう。

空欄では提出しない!せっかくのアピール機会をなくすことになる

書ける特技・趣味がないからといって空欄にすることだけは避けてください。

採用側に「意欲がない」と思われ、選考率も下がってしまうからです。

また、特技・趣味の欄は単なるアンケートではなく、あなたの価値をアピールできる大切な項目です。

採用側の目線に立って、あなたの魅力が伝わるものを記入しましょう。

「何を書けばよいかわからない」という人は、企業のホームページや口コミを見て企業分析をすれば、会社の雰囲気がわかるので、ぜひ参考にしてください。

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